うるしぬりたしろ

お知らせ

    
  • 2025.07.29

    土脈 漆継ぎ教室

 

土脈の教室のシステムが変わって半年経ちました。以前は全5回の日程固定でしたが、現在は毎月4回開講(金曜、土曜の午前と午後のクラス)、毎月じゃなくても好きなペースで席を予約して通えます。

初めての方は年に3回ある「初回クラス」をまず受講します。そこからは自分のペースで通ってください。仕上げが出来る回は年に4回あります。土脈はOBの方々も沢山いらっしゃいます。中塗りまでは家でひとりで出来るけど、仕上げが不安という方々のために多めに設けました。これまでは年に2回だけで、今を逃すと仕上げは半年先という状況でしたが、4回なら思い立ったら来れますよね。

初めての方、何回通ったら完成するのかな?の目安は5回。これは以前の全5回クラスと同様の進め方をした場合です。

まず初回は材料と用具の説明、漆の話など。そして欠けの直しをするための漆のパテ「サビ」を作り、1回目のサビ付けをします。このとき使い切らなかったサビを持ち帰り、自宅で2回目のサビ付けをするのが宿題。2回目はサビを削り、足りていないところにまたサビを付ける。サビ作りのおさらいもじっくりと。割れた器も直す方はこの日に接着もします。

宿題は割れた器がズレてこないかのチェックと、欠けの器の続き。欠けの器は元々の輪郭になるよう、削りとサビ付けを繰り返してくること。

3回目は欠けの器の最終チェック。削り足りないところはないか?削って足りないところはサビを付ける。割れた器は継ぎ目を埋めます。宿題は次回までに下塗りの漆が塗れる状態にしてくること。4回目はいよいよサビの上に漆を塗ります。このときの塗りは下塗り。宿題は中塗りです。

そして5回目、上塗りをして金属粉を蒔いて仕上げます。

宿題が家で思うように進められなかったので講座に来て作業したい、直している器の難易度が高い、通う間隔が空いてしまって宿題をやるにも忘れてしまったなど、そんな場合は受講の回数を増やすことも出来ます。まずは初心者向けに小さな欠けのある器3、4点、4パーツまでの割れた器1点で進めると、目安は5回です。

受講のペースはお好みで。間が空いてしまっても、毎月来ていただいても大丈夫です。

たまに遠方からきてくださる方がいます。(今は香川からの方も)そんな場合のちょっとアクロバティックなやり方。まず金曜の初回講座を受講する。この日は小さな欠けにサビを付けるのですが、これは3、4時間で固まるので、2回目を翌日の土曜日に受講、欠けの続きと割れの接着をします。翌月は欠けの進み具合のチェックと割れの継ぎ目を埋める。そして翌月は下塗り。宿題は中塗りで、あとは仕上げ。受講回数は5回ですが、上京するのは4回でOKです。こんなふうに作業内容によっては金、土続けて受講することも出来ます。

作業の後は片付けをして、手袋も外してお茶を飲みながらおさらいの時間です。その時は私が選んできたおやつも。岩手のもの、そのときオススメのものなど。作業中はどうしてもいっぱいいっぱいになりがちですので、おやつとお茶で一息つくとその日のわからなかったことなど整理できます。

始めたからには必ず仕上げられるようお手伝いします。通い方のご相談もお気軽にお問い合わせください。