お知らせ
2024.05.20
土脈漆継ぎ教室 2024年下半期クラス
jokogumoのギャラリー、ワークショップスペースの土脈、こちらの漆継ぎ教室の下半期クラスの募集が始まりました。2020年から3年間休んでいた県外での漆継ぎ教室、体調を崩して岩手にこもりきりの状態からまずは気心知れたjokogumoさんでゆっくりと2023年より再開しました。そこから数えると4期目です。土脈はjokogumoから歩いて1分、おなじみフラスコの2階です。広くてとても気持ち良いスペース。
私の出張教室は基本の考え方は始めてからずっと同じ。家で使ってる器のちょっとした直しを自分でできるようになるのが目標です。いつの間にか出来てしまった小さな欠け、捨てるほどじゃないけど使うとき目に入るとテンション下がる、そういうものを直せるようになる。漆というと職人とか伝統工芸とか漆かぶれとか何だかハードルがあって(漆継ぎの作業でかぶれはほぼ起きません)、自宅で出来るのか?漆の作業をする準備大変そうと思われるかもしれません。でも取れたボタンをお裁縫箱出してきて、ささっと付け直すくらいくらいのイメージです。半年通ってマスターしましょう。
土脈のクラスの特徴は拭き漆もやること。漆継ぎの材料である生漆、なかなか使い切るのが大変。だったら一番身近な漆塗りである拭き漆もやってみようと昨年から組み込んでいます。拭き漆は丁寧にすればプロに負けない仕上がりになります。家で使っている拭き漆のお箸やスプーンのリペアが出来るようになるのはきっと楽しい。
土脈ではこの基礎クラスを終わった人向けのクラスもあります。もっと続けてみたい、もう少し難しいものにも取り組んでみたいという方がいらしています。
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