うるしぬりたしろ

お知らせ

    
  • 2024.01.6

    展覧会「うるしぬりたしろ うるしで食べる」クッキー箱

 

お菓子好きならクッキー缶はワクワクしますよね。そのワクワクを自分でも作ってみたくてクッキー缶ならぬクッキー箱を作りました。箱はラフに桐箱に拭き漆をしたもの。お椀のようにしっかりとした塗りものではないのでお弁当箱のように使うには不向きです。お裁縫箱にしたり、細々したものを入れたり、ちょっとつまめる個包装のお菓子を入れるなど、クッキーの空き缶と同じように使って下さい。

中身のクッキーを焼いてくれるのはbakeromiさん。ですから味は太鼓判。そしてメインのクッキーはオリジナルの白鳥クッキー。これは私の仕事周りのもの、漆継ぎ教室のテキストや製品のしおり、ワークショップの時の資料「うるしのひみつ」などなどをデザインしてくれている伊瀬谷美貴さんに型のデザインをお願いしました。私が大好きな高松の池の白鳥をモチーフにとリクエストをしたら、こんなにかわいい、そしてちょっと「銘菓」のようなかわいいクッキーに。伊瀬谷さんとはよくお菓子の情報交換をしていて、こんなお菓子があったらいいねを考えて作ってみたいねと話していたことがあり、今回図らずも実現してしまいました。伊瀬谷さんにはかわいい包装紙も作ってもらいました。私の在店日ならラッピング対応できます。昔昔は販売員だったので包装得意なのです。

箱は無地、どうぶつ柄、どうぶつワンポイント(キツネ、キリン、オオカミ、シカ)があります。いつも何かを作るときは自分が欲しいものを作っていますが、完成して試作のクッキーが詰まっているとこを見て「欲しい!」と思いました。どうぞ鎌倉へお越しください。

クッキーは日持ちはするけど鮮度も大事。賞味期限ギリギリまで取っておくより、すぐ食べた方が美味しく感じます。せっかくなら美味しいものをということで、クッキー箱は13日と18日に半分づつ並べることにしました。最終日にご購入されてもちゃんと作りたてクッキーですのでご安心を。